A woman with a emerald cut diamond ring around her finger

エメラルドカットのジュエリー

はじめに 

時代を超えて愛されるエメラルドカットのジュエリー は、華やかさを表現し、ミニマリストよりもマキシマリストなダイヤモンドのカットです。そんなカットについて詳しく見てみましょう!

 

エメラルドカットのダイヤモンドは、通常57のファセットが平行に縦に並び、角を落として八角形のアウトラインになっています。この特徴的なファセットが「ホール・オブ・ミラーズ」(鏡張りの廊下)効果を生み出し、ダイヤモンドに独特の洗練された輝きを与えます。エメラルドカットのダイヤモンドはステップカットに属し、長方形のファセットが平行に並んでいるのも特徴の一つといえるでしょう。

エメラルドカットダイヤモンドの由来

エメラルドカットの名前の由来は、その名のとおり、エメラルドの石のカットとして施されていたことから名付けられました。遡ること1500年代、柔らかいエメラルドの宝石をより安定させる、ステップカットがエメラルドに対しては理想的なカットとされていました。その後、このユニークなスタイルをダイヤモンドにも応用したことで、最も古いダイヤモンドシェイプのひとつが生まれたのです。


名声の絶頂に達した後、人気は停滞しましたが、再び1920年代に盛大なカムバックを果たします。その背景には、幾何学的な形と直線的なデザインを特徴とするアール・デコ運動の影響が大きかったとされています。この時代に完璧にフィットしたエメラルドカットは、婚約指輪やあらゆる種類の魅力的なジュエリーの人気商品となりました。

エメラルドカットのダイヤモンドを購入する理由

誇りを持って婚約指輪のセンターストーンにふさわしいデザイン性を持っているといえるエメラルドカット。ロイヤルさを感じさせるエレガンスに加え、指を細く、美しく見せてくれるというちょっとしてトリックも兼ね揃えています。


エメラルドカットダイヤモンドの長方形の細長いシェイプは、その大きさを最大限に感じさせる魅力的な光学効果を生み出します。大きく平らなテーブルファセットは、同じカラット数のラウンドダイヤモンドよりも大きく見えるように、表面積を広げてカラット数をアピールすることで特別な輝きを放ちます。

a woman wearing emerald cut diamond rings

多彩なスタイル

エメラルドカットのダイヤモンドは、カット自体が際立っているため、セッティングは石の美しさを引き立てるのみの役割を果たします。 最も人気のあるセッティングは、石を主役にして輝かせてくれる、クラシカルなソリティアとベゼルです。


エメラルドカットのエキサイティングな進化バーションは横向きに反転された、「東西」向きです。通常の縦向きのセッティングに代わり、このリングはバンドを挟んで横向きになります。オシャレでインパクトを残したい人に特にオススメしたい Vibrationリングでトレンドを取り入れましょう。 


トワ・エ・モワリングと完璧にマッチするエメラルドカットのダイヤモンドは、2つの異なる石のハーモニーを象徴しています。18Kゴール ドのオープンバンドにセットされたラボグロウンダイヤモンドの魅惑的なデュオのGeminiリングがイチオシ!ラウンドカットとエメラルドカットの石が異なる光を反射し、ジュエリーに命をふきこんでいます。

セレブのお気に入り

エメラルドカットダイヤモンドの婚約指輪は、何十年もの間、セレブの指を輝かせてきました。A-Listセレブがエメラルドカットの細長いシェイプに夢中になる火付け役はカルティエがデザインしたグレース・ケリーの10カラットの婚約指輪でした。


1956年、レーニエ3世がグレース・ケリーにエメラルドカットのリングでプロポーズをしたとき、そのリングはヨーロッパの王族とハリウッドを結びつけるシンボルとなりました。先細りのバゲットをあしらったプラチナの輝きは、ケリーのエレガントなスタイルにマッチし、たちまち歴史上最も有名な婚約指輪のひとつとなったのです。


リズ・テイラーのようなミッドセンチュリーのレジェンドから、ビヨンセやアマル・クルーニーのような現代のセレブまで、エメラルドカットダイヤモンドは今でも婚約指輪のアイコンとして選ばれ続けています。エレガントな長方形のエメラルドカットの石は、レッドカーペットにふさわしい華やかなスポットライトを放ちます。誰しもが選ぶチョイスではないですが、セレブの輝きを求めるなら、エメラルドカットダイヤモンドの婚約指輪がオススメ!

貴金属との組み合わせ

エメラルドカットのダイヤモンドは、プラチナやホワイトゴールドなどの貴金属と特によく合います。他のカットに比べてファセットが少なく、輝きが少ないため、ダイヤモンドのボディカラーが透けて見えるのも特徴的なこのカット。そんな中、ホワイトメタルはダイヤモンドの無色の外観を引き立て、全体的な輝きを引き出してくれます。

正しいプロポーション

エメラルドカットダイヤモンドの正しいプロポーションを見つけることは、その美しさと輝きを最大限に引き出すために不可欠です。 


個人の好みも重要な役割を果たしますが、ダイヤモンドのカット品質を評価する際に考慮すべき一般的なガイドラインがいくつかあります。全体的な適正サイズと、自分に合ったダイヤモンドを選ぶための詳細については、 ダイヤモンドのサイズガイドをご覧ください。


最終的に最適なプロポーションは、ダイヤモンドや個人のスタイルによって異なるため、自分にしっくり来るものを選ぶ事を最優先しましょう。

 

最後にもうひとつ、エメラルドカットの婚約指輪なら、TFRのワンストップショップにお任せください。国際的なデザイナーから 厳選したコレクション をご用意しています。